デニムシャツのオーダー。


デニムシャツ

ひょんな事から手元に持っていた80年代のリーバイスの生地を使って納めさせて頂いた手作りのシャツ。着丈を若干長めにとったシンプルなシャツに仕上がりました。上の写真はムラ糸を使った生地、下の写真は別の方からオーダー頂いたオンスの厚い生地。

デニムシャツハンドメイド

どちらも長く着て頂く事を目的に製作しました。親から子に受け継げるような服を作りたいという考えからオーダーを受けさせて頂いています。なかなか難しい側面もあるのですが、お客様とお話させて頂きながら進める注文服。専用のミシンが無くてできないアイテムも当然ありますが、縫製面で参加頂いている方も3名程おり、僕の考えた製品に関しては自分自身で製作する事もあります。

 

そして、現在進めている計画が一つあります。衣料品の中でも一番手の良さと手間のかかる製品。これを機に本格化させていく手仕事を伴う皆様からの注文服。新しいイメージでスタートできるように調整をしています。

準備にはおそらく半年かかると思います。そして、今日ひょんな事から木を削りだして作品を作るアーティストの方と知り合いました。素材である木の持つ物語や全ての事に一つの思いを持ち、ご自身の一生をかけて取り組んでいらっしゃる方です。

新しいプロジェクトの中での「ボタン」という付属に関してお話させて頂く事ができました。現状ではどうなるかまだ決まっていないのですが、そんな想いある人達が集まってできる製品。これこそ「親から子へ受け渡す」といった意味合いも生きてくる製品になると思います。

使い捨てや、わかりやすさ、といった事がキーワードになる世の中でこんな事が必要なのかどうかはわかりませんが、必要な人に届けばと思いながら準備を進めています。コムデギャルソンの川久保令さんが言っている言葉は「他の人と同じ服を着て、そのことに何の疑問も抱かない。現状を打ち破ろうという意欲が弱まってきた風潮に危惧を感じます」と語っています。

僕の洋服への思いやスタートは「いつか世の中変えてやる」でした。今の時代には合っていないのかもしれないけれど、そう思って始めた事を時代に合わせて変えるなんて事をしなくていいでしょう。インスタやフェイスブック、人の付き合い方も変わってきましたが、自分は自分でしかない訳で沢山悩み迷いましたけれども、「学のないバカヤロウのつくった服でいつか世の中変えてやる」と改めて思った瞬間でした。

新しいプロジェクトは、そんな思いを抱きつつ静かに進んでいます。今までは「こんな事をやります」とそこらじゅうに書いて失敗した記憶しかありませんけれども、今回は静かに進んでいます。このプロジェクトを進める為にお店の営業時間も極端に短くしました。どう思われようとこれに向けて進んでいます。

 

 


コメントする